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潜在看護師が復職しない理由ランキング!解決策は?
看護師の資格はあるけど、まだ復職できる環境じゃないの。
私以外にもこんな人いるかな?
また看護師の世界に戻るのはしんどいけど、復職に少しだけ興味がある人も多いはず。
復職しない理由にはどういったものがあるのか、気になりますよね。
そこで今回は、実際に行われた潜在看護師の調査の中から、復職しない理由ランキングと復職したい職場ランキングをご紹介。
その結果、解決可能な理由が多いことがわかりました!
貴重な潜在看護師の意見をぜひ参考にしてください♪
看護師として復職したいブランクナースは『復職ロードマップ』をチェック>>
潜在看護師が復職しない理由ランキング
看護師アレルギーになってしまっている方も多いはず…。
まず第一に、看護師の世界にはもう戻ってきたくないですよね。わかります。
でも中には戻りたくても戻れない理由もありますよね。
潜在看護師たちが復職しない理由とはいったい何か?ランキング形式でご紹介します。
(引用元:潜在看護師にかかわる意識調査)
1位、夜勤ができない
1位は「夜勤ができない」でした。
子どもを預ける場所がない、家族の協力が得られない、家庭に専念したいというのが主な理由のようです。
子どもがいる方にとって、とくに夜勤はハードルが高いですよね。
預ける場所がないことももちろんですが、預けるにしても子どもがさみしがることもあります。
子どもに悲しい思いをさせてまで働く必要があるかと考えたときに、まだ復職の時期ではないなと判断するのも自然なことですね。
2位、職場の受け入れ環境が不安
2位は「職場の受け入れ環境が不安」でした。
ブランク持ちの潜在看護師にとって、この不安がない方はいないのではないのでしょうか。
技術面、人間関係、新しい環境と生活スタイル、どれをとってもドキドキしますよね。
ブランクがあるわたしを受け入れてくれる場所はあるのかな?
このように考える方も多いでしょう。
しかし慎重な姿勢はメリットと言えます。
復職しない理由が「職場の受け入れが不安」なら、しっかりとした情報収集を行い自分に合った職場をみつけられる可能性が高くなりそうです。
3位、現在の医療技術についていけない
3位は「現在の医療技術についていけない」でした。
2位に続き、技術面の不安が強いことがランキングからわかりましたね。
ブランクの年数にもよりますが、日々進歩が激しい医療業界ですから、以前働いていた頃とは違うなと感じることは多々あるでしょう。
しかし変わっていないことも多く、採血などの基礎看護技術は意外と働いてしまえば思い出すものです。
ナースセンターの研修を利用したり、最新版の看護本を一冊読んでみるだけでも、復職への意欲がわくかもしれませんね。
潜在看護師が復職したい職場ランキング
次に、潜在看護師が復職をしたい職場とはどこでしょうか?
こちらもランキング形式でご紹介したいと思います。
1位、健診センター
1位は「健診センター」でした。看護師は主に問診、採血、心電図、身体測定などを行います。
専門知識がなくても基礎看護技術があれば問題ないという点が人気のひとつですね。
必要な看護技術が決まっているので復習もしやすいです。
単調作業が苦手ではない方なら向いていると言えますね。
2位、無床診療所
2位は「無床診療所」でした。入院施設がないのが特徴です。
診療所では医師の補助がメインとなり、基礎看護技術があれば問題ないですね。
看護師が少ないこともあるので、教育体制が整っているかが重要となります。
健診センターと違って、どこかしら調子の悪い患者さんがくるわけですから、医師に正しく症状が報告できるようアセスメントや問診の復習をするとよいでしょう。
3位、病院(200~499床)
3位は「病院(200~499床)」でした。大きな病院程の忙しさは少ないイメージがあるからか、小中規模の病院に人気が集まりましたね。
配属された科によって必要な知識・技術が異なるので、研修では基礎看護技術を受講し、専門知識については本での自己学習がおすすめです。
働きながら徐々に覚えていくスタンスでよいでしょう。
選択肢が広い分、職場選びを間違えないようにしたいところです。
解決策!復職するための研修はナースセンターを活用
看護技術に自信がない潜在看護師は、ナースセンターの研修を活用しましょう。
ナースセンターとは、看護協会が運営する機関で、47都道府県に一か所ずつ配置されています。主に看護師雇用促進に向けた取り組みを行っていますよ。
復職しない理由として挙げられていた「職場の受け入れ環境が不安」「現在の医療技術についていけない」といった気持ちの背景には、看護技術の不安が少なからずあると思います。
不安材料が少なくなれば、復職したいと前向きに思えますね。
- 看護師の無料職業紹介
- 離職時等の届出受付
- 再就業支援研修
ナースセンターが行う復職支援の研修は無料で受けられて内容も充実しています。
各都道府県によって、研修の内容や実施している期間は異なります。
ご自身の住む県の看護協会公式サイトから日程を確認してみてくださいね。
>看護師協会主催:全国の研修とイベント情報一覧が見れる公式サイト
潜在看護師は全国で71万人いる
2012年に行われた調査では、看護師の資格を所有していながらも現在看護師として働いていない64歳以下の「潜在看護師」は、全国で71万人いると発表されています。
2020年、就労正看護師は128万人、就労准看護師は28万人というデータが発表され、2012年に行われた調査と比較しても156万人確保できており就業者数は横ばいとまずまずの数字ですよね。
どうしてこんなに看護師不足だーって言われ続けてるんだろう?
答えは「需要」に対して「供給」が追い付いていない状態ためです。
看護師は女性の数が多く、離職の理由として出産・結婚が大きく比率を占めています。
それに加えて医療の現場は忙しい、時間に余裕がない、労働に見合う賃金がもらえないと、離職したくなる理由が盛りだくさんですね。
71万人の看護師が現場に戻ってきたら看護師不足の問題は一気に解決してしまいそうですが、そのために改善する課題は多いと言える現状です。
今後、看護師の処遇改善が表明されている
看護協会ニュース2022年3月号にこんな記述がありました。
岸田内閣の下で看護職員の処遇改善が表明され、2月から看護職員等処遇改善事業補助金の交付申請手続きが始まっている。この補助金は「地域でコロナ医療など一定の役割を担う医療機関」を対象に、看護職員等の賃金を2~9月の間は1%程度(月平均約4,000円)上げる仕組みで、10月からは診療報酬での措置として3%程度(同12,000円)上げる予定だ。
(引用元:日本看護協会ニュース)
岸田内閣の下進められている政策で、介護・障害福祉職員、看護師、保育士・幼稚園教諭などの処遇改善を目的とした賃上げが実施されています。
常勤だけでなく、非常勤も対象となっていますよ。
10月以降は診療報酬の改定によって看護師の給料3%ほどの賃上げを目指しているとのこと。
看護師の処遇が見直されるなんてめったにないことですから、明るいニュースと言えます。
ただしこの交付金、勤務先の事業所が自治体に対してきちんと申請をおこない、承認を受ける必要があります。
今はまだ取り組みの段階だけど、看護師はますます必要とされる時代がやってくるから、少しずつ環境が改善されていくとよいですね
看護師の処遇改善に取り組むということは看護師界のよい追い風となりそうです。
潜在看護師が復職するとき、怖いのは最初の一歩だけ
本記事を読んでくださったあなたは、きっと「ほかのブランクナースはどうしてるんだろう?」「復職が怖いのはわたしだけ?」と気になりたどり着いて頂けたのだと思います。
結論は、怖いのは最初の一歩だけということ。
復職してしまえばあっという間に日々は過ぎていくでしょう。採血も、電子カルテも、あまり考えすぎなくて大丈夫です。
一度は経験した技術、体が覚えていることも多いですよ。
看護師としてもう一度働いているあなたはきっと輝いていると思います。
せっかく取得した看護師資格をもって、あなたらしく自由にリスタートしましょう♪
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