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潜在看護師が復職に成功する方法【ブランク克服】
- ブランクがあっても再就職できるの?
- 昔と同じようにできるか不安で復職が怖い
- 復職に成功するためにどう行動していいかわからない
復職に対してこんな悩みを抱えている方が多いのではないでしょうか。
今回はこんなお悩みを持つあなたのために、『潜在看護師が復職に成功するためのロードマップ』に沿って復職までの道のりを解説!
このロードマップでは、ブランクがあっても復職に成功する方法がわかり、7つのSTEPですぐにでも行動できるようになっています。
看護師の資格はあなたが思っている以上に価値があるもの。
復職したいという気持ちが芽生えた今がチャンスです!
ブランクが長くなると不安も大きくなり、なかなか一歩が踏み出せないですよね。
当記事を読んでいただき実践すると、
- 復職をするために迷わずに行動できる
- あきらめそうになっても踏ん張れる
- ブランクに合った職場が見つかり楽しく仕事ができる
- 自分に合う生活スタイルで仕事ができる
- あなた自身の価値を社会に認められる
このような結果が得られ、ブランクがあってももう一度看護師として働くことができます。
私は育休明けと同時に新しい部署へ異動となりました。
1年半以上のブランクもあり、新しい生活スタイル。
心と体を壊す寸前まで追いつめられた経験があります…。
その後働き方の見直しをしたことで、結果自分の生活スタイルに合う場所を見つけることができました。
復職で失敗する過程がわかったので、今ブランクに悩んでいるあなたが効率よく復職に成功できる方法を、失敗する前に教えることができます!
ぜひ参考にしてみてくださいね。
すでに復職しよう!と決めているなら、「ブランクOK・復職支援」などの条件で探せる看護師転職サイトを活用しましょう。
とりあえず求人を探してみたい!という方は看護roo!への登録がおすすめ。↓↓
看護師が再就職する時に怖いと感じるのは当たり前
看護師は命と直接かかわる仕事ということもあり、一般の職業よりも特に「ブランクのせいでミスがあったらどうしよう」と怖くなるのは当然のことです。
育休明けのブランクですら怖いと感じるのですから、ブランクが長ければ長いほど不安は大きいですよね。
どうして「怖い」という気持ちになってしまうのか?
それは復職に成功したビジョンが見えていないためです。
『潜在看護師が復職に成功するためのロードマップ』では、復職への漠然とした不安を一つずつ紐解き解消していくことで、あなたにとっての成功とは何か明確なビジョンを描くことができますよ。
潜在看護師が復職に成功するためのロードマップ
まず最初に現実的なことをお伝えすると、ブランクがある状態で復職することは決して楽ではないということです。
看護師の需要は高く、いつでも人手不足。
潜在看護師が復職してくれたら看護業界はとても助かるので、ブランクがあっても再就職先はたくさんあります。
しかし再就職後は、どんな場所でもあなたの努力が必要。
なぜなら看護師は技術・知識を求められる専門職であり、現役の看護師も毎日勉強している中、あなたはブランクがある分現役の人より多くを学ばなければいけないからですね。
そのためには、自身の課題を知るところから始めていきましょう。
復職成功への第一歩めは、正しく自己分析することです!
具体的にどんなことを考えたらよいのか、順番にみていきましょう。
STEP1【心の準備編】自己分析をする
STEP1では、3つの自己分析をしていきましょう。
①復職の目的をはっきりさせる
復職をする目的を明確にしましょう。
なぜなら、自身が納得をしていないと、必ず途中でブレてしまい「こんなはずじゃなかった」と感じてしまう原因になるからですね。
潜在看護師の方が復職を希望する理由として、こんなものがありますよ。
- 子どもに手がかからなくなった
- 介護が落ちついた
- 今より豊かに暮らすために収入を増やしたい
- 看護師としてスキルアップしたい
- 病気が落ちついたので社会復帰したい
- 社会とのつながりがほしい
- 働いてみたい職場がある
当てはまるものがあったでしょうか。もちろん他の理由でも問題はありません。
大切なのは自分が納得できる理由を明確にしておくことです。
自分が復職に何を求めているのか納得してから次に進みましょう。
「なんとなく焦ってきたから復職しようかな」という気持ちだと、あとでつらくなります。
どうしてつらくなるか…次で大事なことをお話ししますね。
②以前の職場を辞めた理由を思い出す
再就職活動の前に、なぜ以前の職場を辞めたのか理由を思い出してみましょう。
辞めた理由によって求人の選び方が変わります。
看護師は様々な理由で離職をしている方が多く、中には「もう看護業界に戻りたくない」と考える方も少なくありません。
離職の理由として考えられるものは何でしょうか?
- 育児に専念するから
- 人間関係がつらいから
- 看護師としてスキルアップできないから
- 引っ越したから
- 労働に対して収入が見合わないから
- 過酷な労働環境で嫌になってしまったから
- 病気・けがなどで辞めるしかなかったから
あなたが離職した理由はネガティブなものではありませんでしたか?
辞めた理由がネガティブなものであるなら、再就職先では絶対に同じ失敗をくり返したくないですよね。
人間関係に悩んで辞めたのに、またギスギスした職場を選んでしまったら…「こんなはずじゃなかった」となってしまいますよね。
仕事がつらいと自分のメンタルが持ちません!
同じ失敗を繰り返さないためには、好条件よりも避けるべき条件を明確にしておくことが重要です。
③復職に成功したと思えるゴールを設定する
復職に成功するためには、あなたが「復職してよかった!」と思えるゴール設定が必要です。
なぜなら、潜在看護師はブランクがあることで自信を失っているケースが多く、自信を取り戻すために成功体験が必要だからですね。
ゴール設定があると、希望の条件に合った求人を見つけて実際に働くという一連の流れに沿って動けるので迷いにくくなります。
自分で見つけた希望の条件に合う職場で、リスタートすること。
そこで得る達成感が、「自分で選んだ仕事を明日も頑張ろう」と思える活力をあなたに与えてくれますよ。
実際に働きだすと、今までの生活とのギャップに多くの方は疲れてしまうと思います。
でも自分で決めたゴールがあるから、あきらめずに踏ん張ることができますよ。
復職してよかった!と思えたとき、あなたはもう自信のない潜在看護師ではなく、素敵なひとりの看護師に復帰したということ。
自信をもって働きましょう。
ここからはSTEP2へ進みます。
STEP2【働き方編】今の自分に合う働き方を考える
STEP 2では、あなたに合う働き方を考えていきます。
①雇用形態のメリット・デメリットから働き方を考える
希望したい雇用条件の面から考えてみましょう!
看護師は夜勤や交代制もあり、雇用形態が多種にわたるためそれぞれメリット・デメリットがあります。
常勤(夜勤あり) | ・給料が高く安定している ・ボーナスがある ・昇給がある ・社会保険や福利厚生が充実 ・求人数が最も多く需要が高い ・スキルアップしやすい | ・長時間時間が拘束される ・両立が難しい ・予定が複雑 ・体力的につらい |
常勤(夜勤なし) | ・夜にゆっくり休める ・生活のリズムが一定 ・給料が安定している ・ボーナスがある ・昇給がある ・社会保険や福利厚生が充実 | ・夜勤ありより給料は低い ・夜勤ありに比べて求人が少ない ・もともと”夜勤あり”が前提の職場で”夜勤なし”として勤めると反感を買いやすい |
パート、アルバイト | ・働く日数や時間を調整しやすい ・必要な分の収入を得られる ・近年社会保障が充実してきた ・子供の用事に対応しやすい ・委員会活動などの雑務がない | ・時給制が多く給料は低い ・ボーナスや退職金が低い ・スキルを活かせない ・扶養の計算がめんどう ・単発バイトなど収入が安定しない上に翌年の住民税に響く可能性がある |
夜勤専従 | ・少ない勤務回数で給料が高い ・日中の時間を自由に使える ・常勤よりも夜間は業務が少ない ・委員会活動などの雑務がない ・夜勤回数に制限がない | ・求人数が少ない ・生活のリズムが崩れやすい ・つかれやすい ・同僚とのコミュニケーションが取りづらい |
派遣 | ・時給制でもパートより高収入 ・働きたい期間を選べる ・委員会活動などの雑務がない ・残業代は派遣会社に支払われる ・人間関係に巻き込まれにくい | ・同じ場所で長期雇用されない ・即戦力としてとらえられる ・福利厚生など派遣会社による ・常勤より給料は低い |
復職の目的によって何を重視するかは変わります。
周囲の協力体制によって選べる条件も変わるため、一人で決めずに相談しながら考えてみてくださいね。
とくに看護師の勤務形態で大きな障害となりやすいのが「夜勤がある」ということ。
潜在看護師が復職しない一番の理由としても「夜勤ができない」ということが挙げられています。
雇用形態のメリット・デメリットを参考にしていただき、どんな雇用形態が自分に合いそうかおおよその目星をつけてみてください。
②ブランクがある看護師におすすめの職場
ブランクがあっても働ける職場はたくさんあるけど、おすすめは「常勤」で、「慢性期」「療養型」と言われる病棟です!
え!いきなり常勤で病棟勤務なんてむずかしいんじゃない?
それが私も実際に働いてみて感じたんだけど、ブランク明けにとっても向いている職場でした!
焦らず仕事ができるので、ブランク明けで今までの生活とのギャップを感じやすい入職時期でもストレスが少ないです。
仕事に慣れるまでは、夜勤も待っててもらえますよ。
ブランク明けで常勤?と思うかもしれませんが、小~中規模の病院で常勤が1番復職しやすいです。
なぜなら、病院だと教育体制が整っている場所が多く、ゆったりとしたペースで焦らず思い出すことができるから。
一見復職に向いてそうな短期の派遣は、即戦力が求められるので避けたほうが無難です。
パートは時間の効率がよいのですが、パートの方に一生懸命教育してくれる場所はなかなか見つからないのが現状。
現場の空気感として、パートの方に丁寧な指導をする余裕はなく、即戦力として仕事を手伝ってほしいというのが本音です。
だけど一旦ブランクを明けてしまえば、次は即戦力として好きな場所へ転職することもできますよ。
最初は常勤でがんばってみて、勘を取り戻したら好きな場所で働くというのが長い目で見ると効率的です。
病棟以外でなるべく楽な仕事がいい!という方はこちらで探してみてくださいね。↓↓
③短時間から働き始めてもOK
常勤や夜勤の勤務条件では時間的に難しいという方もいますよね。
そんな方には単発スポットバイトやパート・扶養内といった条件に強い「MC─ナースネット」で求人を探してみるのがおすすめ。
「MC─ナースネット」では、最短1日からの単発スポットバイトがあります。
今だと「コロナ関連求人」がホットで、「コロナワクチン接種会場」「コールセンター」「軽症者療養ホテル」など高時給で簡単な業務の求人がありますね。
しかもコロナワクチンバイトでは、『扶養内130万円の壁』を超えてもOKな特例あり。
令和6年6月末までの期間限定なので、お小遣い稼ぎ程度の復職をしたい方にとっては最高の制度です。
潜在看護師が復職するためにまたとない機会となっているので、常勤はまだ考えられないという方は「MC─ナースネット」に登録して自分の時間に合った求人を探してみましょう。
訪問入浴バイトなども簡単でおすすめです。
常勤、パート、バイト…。
そもそもずっと看護師から離れていたんだけど…仕事自体できるかな?
自分のブランクによってどこまでが可能な範囲なのか気になりますよね。
ブランクの考え方について、次にまとめています。
④看護師のブランクは何年までOK?
結論からお話ししますと、ブランクの年数は関係なくあなたの経験値と意欲によるところが大きいということになります。
これは根性論ではなく、ブランクがある方は新人の看護師と決定的に違う部分があるからですね。
それは「経験したことがある」ということ。
看護の経験がある方は、知らないのではなく忘れている状態なので、正しいきっかけがあれば思い出すことができます。
一度培ったアセスメント力や基礎看護技術の部分は自分の中に残っているものですよ。
自分の中に眠る知識を引き出しながら新しいことを覚えていくイメージで大丈夫です。
だけど、どんな職場に再就職しても勉強は必要になりますよ!
ただし、注意点がひとつ。
未経験の場所では、以前培った力が発揮されずに苦労することがあります。
ブランクが短くても、準備は怠らないようにしましょう。
ブランク1年で復職に失敗した筆者の体験談はこちらです。
そもそも看護師としての実務経験がないままペーパー看護師になっちゃったよ…という方もまだ選択肢があります!こちらの記事を参考にしてくださいね↓↓
そっか…。
ブランクのことばかり考えすぎていたかもしれないな。
不安ばかりじゃなくて、どんなふうに働きたいのか、自分の気持ちに気づくことも大事だね。
復職に大切なのはポジティブな気持ちで自分を奮い立たせることです。
でも気持ちだけでどうにもならないこともあるので、求人を探すうえで気を付けておくポイントを解説します!
いよいよ求人の探し方だね!
STEP3【求人編】看護師の復職に合った求人の探し方
STEP3では、ブランクありの看護師が特に重視するべき再就職活動の方法について解説していきます。
①看護師の求人を探す3つの方法
看護師が求人を探す手段は大きく分けて3つの方法があります。
- 看護師転職サイト
- ハローワーク
- eナースセンター
3つの方法についてそれぞれの特徴を見てみましょう♪
1.看護師転職サイト
多くの看護師が就職活動に利用していて、転職・復職の満足度が圧倒的に高いのは「看護師専門の転職サイト」です。
正看護師、准看護師、保健師、助産師の資格を有している方なら誰でも無料で利用することができますよ。
看護師転職サイトでは看護業界に詳しい専門のエージェントがあなたの担当につきます。
希望する条件にマッチする求人を紹介してくれたり、面倒な部分を代行してくれたりと、看護師が求める細かい配慮や様々なサービスが受けられるので満足度が高いことが特徴ですね。
一般には求人を出していない企業もありますが、看護師転職サイトでは「非公開求人」として、登録者だけが見ることのできるレア求人というのも存在します。
看護師転職サイトは運営する会社によってそれぞれ特徴や強みがあるので、復職支援に力を入れているところを選びましょう。
2.ハローワーク
「ハローワーク」では、全国のハローワークで受理した求人を探すことができます。
インターネットサービスもあり、手続きを行えば自宅でも求人を探すことができますよ。
ただしハローワークインターネットサービスを利用するためには、実際にハローワークの窓口で求職者として本登録をしなければいけない点に注意。
私も登録していましたが、使い勝手は…正直いまいちかも?
求人の内容は事業者が求めている人材の条件が中心に書かれていて、求職者ファーストになっていないと感じました。
特に職場の雰囲気を重視するブランクナースには向きません。
3. eナースセンター
「eナースセンター」は、都道府県看護協会が運営する職業紹介事業です。
全国の看護師求人を取り扱っており、地方にも対応しているのが強み。
eナースセンターは良くも悪くも営利を目的としていません。
そのため、求職者に満足してもらいたいという運営方針ではなく、看護師人材の雇用を促進することが目的となっています。
雇用を促進したいということで、「就職活動中」として登録をすると、高頻度でメールや郵送での書類が送られてきます。
内容はかなりあっさりとしたもので、復職の決め手にはならないかなと思いました。
就職活動のステータスはいつでもウェブ上で設定変更できるので、求人情報を検索したいだけの方は「就職活動をしていない」と変更をするとよいですよ。
3つの中でおすすめはどれかな?
結論から言うと、おすすめは看護師転職サイト一択です!
どうしておすすめできるのか説明しますね。
②おすすめは看護師転職サイト
看護師に断然おすすめの求人サービスは、「看護師転職サイト」。
なぜなら、看護師転職サイトは看護師のニーズに非常にマッチしたサービスだからです。
例えば日中家族との時間を確保したいから夜勤専従で月に4回だけ働きたいなどの条件が希望だったら、看護師界について詳しくなければサポートできません。
看護師転職サイトのエージェントであれば、看護師の複雑な勤務形態も理解しているので、様々な要望に応えることができますよ。
中でも人気が高いのは「看護roo!」という看護師転職サイトです。
看護師転職サイトは営利目的で運営されている会社組織です。
利用者を満足させることに日々企業努力を欠かさないため、結果としてよいサービスを提供してくれるわけですが、すごいのは全サービスを無料で利用できるということ。
看護師転職サービスで利用できるサービスの一例はこちら。
- 環境やブランク年数に合う働き方を提案してくれる
- 「非公開求人」を教えてもらえる
- 内部情報、職場の雰囲気などの求人には載っていない情報を教えてもらえる
- 求人への応募、面接の日程調整を代理で行ってくれる
- 履歴書の添削
- 面接対策
- 募集先と雇用条件を交渉してくれる
- 内定辞退を代理で連絡してくれる
これらのサービスは看護師転職サイトによって内容が多少違います。
大手企業であればどこもサービスの内容は充実しているので、ブランクOK・復職支援などに力を入れているかどうかを重視して選びましょう。
看護師転職サイトはたくさんありますが、中でもブランクOK・復職支援に力を入れている優良企業を集めた復職におすすめな看護師転職サイトランキングはこちら♪
看護師転職サイトの求人数にバラつきがある理由は、その企業によって扱っている求人が違うから。
A社では出している求人がB社には出ていないということもありますよ。
担当者によっては合う・合わないということもあるので、求人を比較するためにも複数登録するのがおすすめ!
たくさんの選択肢の中からじっくりと選ぶのが復職に失敗しないコツ。
再就職先は、復職においてもっとも重要で慎重に選ぶべきポイントだから、絶対適当に選ばないようにしましょう。
絶対失敗したくない!
でもこんなにあったら、どこに登録したらいいのかわからないよ~。
悩んだ方はおすすめの3社に登録しておくとまちがいないです!
超優良企業で全国展開しているからどこに住んでいても利用できますよ。
③しつこく連絡されないための登録方法
どうしよう…。
実はまだ、絶対復職したい!と思えなくて…。
求人を見てみたいだけなんだけど、登録したら必ず再就職しなきゃいけないよね?
ここまで見てくださった方の中には、こんな悩みを持っている方もいるかもしれません。
看護師転職サイトのデメリットは、
- 電話連絡がめんどう
- 就職を促されそうで嫌
- 連絡がしつこい
こういったイメージを持っている方も多いですよね。
ですが、看護師転職サイトに登録したからといって、必ず就職しなければいけないというわけではありませんので安心してください。
「いい求人がないか探したいだけ」って感じで登録してる方も多いです。
私も現在進行形で看護師転職サイトを利用中ですが、情報収集として使っているので、まだ転職する気はありません。
登録して求人を探してみるだけでも、復職に対して一歩進んだ証拠!
無理に紹介されることはありませんよ。
なぜ無理に紹介されないのかというと、病院・企業側と求職者のミスマッチを防ぐためです。
看護師転職サイトは人材紹介会社。病院や企業が求める人材と、看護師の意向がマッチングしなければ成立しません。
希望と違う職場に就職した看護師は、高確率で離職してしまいます。
ひとりの紹介につき紹介料を支払っている病院・企業側としては困りますし、エージェントの信頼も下がりますよね。
そうなるとエージェント側も困るので、最初からミスマッチを少なくするように最善を尽くしてくれるというわけです。
看護師転職サイトでは登録時に「入職の時期」が選べます。
今すぐ復職を考えていないけど、求人だけはチェックしておきたいという方は「1年以上先」やそれに見合う条件を入力しましょう。
今すぐ就職する意思がない場合、初回の電話面談は必須ですが、その後しつこく連絡してくることはありませんよ。
詳しい登録方法は次に説明していきます。
④看護師求人サイトの登録方法
求人を見てみるだけでも大丈夫なら登録してみようかな。
登録する方法はどうするんだろう?
各看護師転職サイトの登録は1分程度で終わります。
「看護roo!」のサイトから登録フォームを見てみましょう。
希望勤務形態は「常勤(夜勤あり)、常勤(夜勤なし)、非常勤・派遣、決めていない」から選ぶことができます。
希望入職時期は「1か月以内、3か月以内、半年以内、1年以内、1年以上先」から選べますよ。
希望入職時期については、復職の気持ちが強いなら最長でも半年以内を選びましょう。
理由は、就職活動に前向きな方ほど優先的に「非公開求人」などのよい条件の求人が紹介されるからです!
看護師転職サイトの登録から退会方法まで詳しく知りたい方はこちらの記事も参考にしてください。↓↓
登録が終わると、当日~翌日ほどにエージェントから連絡がきます。
初回面談時に希望条件をきかれるので、答えられるように整理しておきましょうね。
- 経験したことがある診療科
- 希望エリア
- 通勤時間
- 勤務条件
- 希望収入
- 入職の具体的な希望時期
以上のようなことがきかれます。
また、初回面談時にブランクがどのくらいあるのかを必ず伝えておきましょう。
復職に対して積極的か、慎重かによってエージェントも探す求人が変わってきます。
ブランクを考慮してもらえるように、不安に思っていることはすべて伝えておきましょうね。
大手の優良看護師転職サイトなら、初回面談から丁寧なヒアリングを受けられますよ♪
また、初回は電話面談が必須になります。
⑤希望に合う求人を探すコツ
登録もしていろいろな求人が見れるようになったよ!
どんなふうに探そうかな?
求人を探せる状態になったら、自分の希望エリアにどんな求人があるのか、なんとなくでも見てみよう♪
登録後は公式サイトでログインをして求人検索ができるようになります。
自己分析をした方は、復職のゴール設定と希望の条件が見えているはずですね。
これはゆずれない!という条件を軸に求人を探していくイメージです。
目的によってある程度分類できるので、以下のように考えてみるとよいでしょう。
◎ブランクによるスキルの低下が不安
⇒ブランク可、未経験可、研修充実、教育体制充実など、ブランクを受け入れてくれそうな条件で探してみる。
◎収入アップしたい
⇒夜勤あり、高収入、高給与、夜勤専従、応援ナースなど、収入アップが見込めそうな条件で探してみる。
◎子育て中でも働ける場所を探したい
⇒託児所あり、年間休日120日以上、4週8休以上、非常勤などの時間に余裕がもてそうな条件で探してみる。
◎レア求人に興味がある
⇒美容クリニック、産業、治験コーディネーター、オープニングスタッフなど非公開求人に興味があることをエージェントに伝えておき、紹介を待つ。
ブランクが長くて慣れないうちは、自分にとって「楽」な仕事を見つけてみるのも一つの手です。
看護師の免許を活用して働ける楽な職場もありますよ。
なんとなく気になるな、という求人が見つかったら、担当のエージェントに実際の内部事情など可能な限り詳細に聞いてみましょう。
求人には載っていない情報を知ることがとっても大事。
職場の雰囲気や中途採用の方の扱いが実際どうかなど、知っている限りで教えてくれます!
何件でも気になる求人があればとことん情報を集めましょう。
ハローワークや一般の求人では内部の情報を得ることは難しいです。
職場の環境を特に重視している方も多いと思いますので、看護師転職サイトは情報戦においても有利ですね。
求人を探す期間は人それぞれですが、焦らず好条件な求人の紹介を待ってみるのもひとつの手でしょう。
気になる求人は見つかりましたか?
次はいよいよ応募してみましょう!
⑥求人に応募する方法
希望条件に合う求人を何件かピックアップしたら、担当エージェントに依頼しましょう。
日程調整等で中間に入ってくれるので、直接病院・企業とやりとりすることはありませんよ。
そして1件だけ応募するよりも、数件同時に応募した方が後々勤務条件を比較検討できるのでおすすめです。
なぜ同時にかと言うと、内定をもらったら長期間保留にはできないので、なるべくすぐに比較する必要があるからですね。
求人に応募するかどうかは自分が納得してから
担当エージェントはあなたの希望条件に合う求人を紹介してきますが、好みの求人じゃないならはっきりと断ってOKです。
断ったからといって求人の提供がとまるわけではありません。
納得できないとどこかで後悔することになってしまう可能性があるので、あなたが「この求人がいい!」と自分の意思で決めることが大切ですよ。
求人に応募したら、日程調整後にエージェントから連絡がきます。
次は面接編ですよ♪
⑦面接を受ける
看護師転職サイトによっては、面接に同行してくれる場合があります。
「マイナビ看護師」の体験談にもある通り、同行してくれた場合はあなたの希望条件を代わりに伝えてくれますし、面接という緊張する空間の中でとても頼りになる存在となります。
面接では履歴書(または職務経歴書)の提出を求められます。
事前に担当エージェントが添削をしてくれるので、履歴書を完成させておきましょう。
当日はリクルートスーツかフォーマルな恰好です。
担当エージェントが事前に面接対策もしてくれるので、あとはあなたが誠実な人柄であることを正しくアピールしましょう。
美容クリニックなど応募が多い求人では即戦力の経験者が優遇されたり、面接で落とされる場合も普通にあるので、落ち込まないでくださいね。
ブランクがあるという点で即戦力とはみなされないので、人気の求人は厳しい傾向にあります。
ブランク可・未経験でも可能な職場ならブランクが長くても受け入れてくれる可能性が高まりますね。
⑧採用可否の連絡を待つ
面接の結果はどうだったのかなぁ…。
いつ頃わかるんだろう?
採用の可否は約1~2週間ほどかかります。(即人材を求めている場合は早い場合も)
担当エージェントに採用の可否が通知され、その結果を電話やメールで担当エージェントが教えてくれます。
あなたの経歴や保有資格によって給与査定されたものが送られてきますので、希望条件に合うかチェックしてみてくださいね。
何社か面接を受けている場合は比較検討をして、一番条件が合うところに決めましょう。
辞退したい場合は担当エージェントが代理で行ってくれるので依頼しましょう。
「この職場ならがんばれる!」と思えて自分の希望条件に合う職場から内定がもらえたら、入職したい旨を担当エージェントに伝えましょう!
採用決定後の流れは各病院・企業によってちがうので、採用先の担当者に説明を受けながら入職の手続きを進めていってくださいね。
⑨入職までの期間はどのくらい?
入職が決定したら、おおよそ1か月前後が準備期間。
多くの場合翌月の月初めから勤務スタートとなり、それまでの間に採用先の担当者の説明に従って手続きや健康診断など進めていく必要があります。
手続きで忙しくなると思いますが、ブランク看護師はもうひとつやっておくべきことがありますよ!
STEP4【勉強編】復職前におすすめの学習法
STEP4では、復職前の学習法について3つのポイントにわけて解説します。
長い間医療現場から離れていたら、仕事についていけるのか不安ですよね。
そうだよ~!
最新の医療についていけるの?採血や吸引などの技術はどうすればいいの?何が変わったの?
色々忘れちゃってて、復職後にちゃんと思い出せるか不安…。
大丈夫です!
今は潜在看護師向けの研修やオンラインセミナーが充実していて、実際に手技を体験したり病院見学ができます。
復職前に受けておくとかなり安心ですね。
効率よく復職するために必要なことだけ取り組んでいきましょう。
ブランクの不安を軽くするために、研修を受けたり自己学習をしておくことをおすすめします。
逆に「これはやらなくてもよい」という学習法もあるので、必要なことだけを復習して効率よく準備しましょうね。
①潜在看護師の復職支援研修を受ける
全国のナースセンターで潜在看護師向けの研修を無料で受けることができます。(材料費など別途かかる場合もあり)
最新の医療についての講習や、基礎看護技術の手技体験などさまざまな内容を受講することができますよ。
ブランクに不安がある方には必須となりますので、時間を見つけて積極的に活用してくださいね。
研修は日程が決められているので、再就職活動と同時並行で進めておくとよいでしょう。
最寄りのナースセンターを探して受講してみてくださいね。
②おすすめの自己学習方法
自宅でもできるおすすめの学習方法として以下の方法があります。
- オンラインセミナーを受ける
- YouTubeで看護技術について発信しているチャンネルをみる
- 看護系アプリで学習する
- 近年発売した基礎看護技術の本で学習する
自宅にいながら手軽に復習することができるので、再就職活動で忙しいブランク看護師にもぴったりの学習法です。スキマ時間に取り組むことができますよ。
基礎看護技術の復習に本を参考にする場合は、発行日をみてなるべく近年に発売されたものを選びましょう。
基礎看護技術は少しずつ進化し、根拠も変わってきています。発行日が古いものは、情報も古い可能性があるので注意して選びましょうね。
採血などの実技はYouTubeがとてもわかりやすくイメージしやすいのでおすすめです。
③おすすめしない自己学習方法
看護専門書で満遍なく復習するのは効率が悪いのでおすすめしません。
なぜかというと、これから働く場所でその知識が必要かどうかわからないからです。
そしてすべてを学習し直そうとすると、看護学生時代のように膨大な時間がかかります。
専門分野の勉強は、再就職先が決まり働き始めてからでも遅くはありませんよ。
使えないナースだと思われたくない!と考えてむやみに勉強するよりは、新しい職場で謙虚に教えてもらいながら自分でも学習していくほうが絶対に効率的だし気持ちが楽。
あと、働いてみると意外と覚えていることもあったりします。
必要な学習をして再就職に備えましょうね。
STEP5【採用後準備編】復職への不安の乗り越え方
STEP5では、復職までの期間にやっておくべき3つのことについて解説します。
入職までの約1か月間。
再就職先が決まったことで嬉しい反面、時間がたつほど不安な気持ちも高まってくる時期ですね。
着々と準備することで、不安の原因がひとつずつ軽減されていくでしょう。
ここでは入職までに準備しておくべきことについてお話しします。
直前になって準備すると慌てるので、早めに取りかかりましょう♪
①生活スタイルを見直す
働くようになると生活がガラリと変わります。
家族を含めて、1日のスケジュールを見直しておきましょう。
6:00~起床、朝の身支度、朝食準備
7:00~朝食
7:30~出発
8:30~17:30 仕事
18:30~帰宅、夕食準備
19:00~夕食
20:00~入浴、片付け、家族との時間、明日の準備 等
22:00~就寝
一例として、病院に勤める場合のスケジュールです。
特に女性の場合、朝自分の身支度に時間が必要になりがちなので、あらかじめ時間を確保しましょう。
子供がいる場合は家族の協力が得られなければ難しいので、パートナーとは家事や育児の分担をどうするか家族全体で話し合っておきましょうね。
②必要な仕事道具を準備する
再就職先から支給されるものもありますが、自分で用意したほうがよいものもあります。
看護師として必要になりやすい仕事道具はこちら。
- ナース服(制服)
- ナースシューズ
- ナースウォッチ(秒針付きのもの)
- 筆記用具
- 印鑑(リール付きのものが便利)
- ポケットサイズの電卓
- ナースポーチ
- 聴診器(病棟など必要な場合のみ)
企業に勤める場合はナース服ではなく、スーツが必要な場合もありますね。
また、職場によって不要なものもあるので最初からすべてそろえなくても大丈夫です。
自分好みの看護グッズを準備すると仕事のモチベーションにつながるので、好きなものを準備するのがおすすめですよ。
③各種手続きが必要なものを確認して準備する
再就職先によって必要な書類、手続きはさまざまですが、一般的に必要なものは以下になります。
- 内定承諾書
- 雇用契約書
- 看護師免許、保有資格控え
- 年金手帳
- マイナンバーカードか通知カード
- 給与振り込み銀行口座情報(指定ある場合あり)
- 住民票
ブランクが浅くて今年度・前年度の収入がある場合なら、前職場から「源泉徴収票」「雇用保険被保険者証」が送られてきていると思いますのでそちらも提出しましょう。
失業手当などもらっている場合は、再就職までの日数が早いと「再就職手当」がもらえる場合があるのでハローワークに確認しましょう。
看護師転職サイトを利用した場合でも「再就職手当」の受給対象になりますよ。
提出物については、再就職先の担当者が説明してくれるのでそれに沿って準備すれば大丈夫。
「再就職手当」についてはハローワークで手続きが必要です。まずは受給の対象になるか確認してみて下さい。
万全の準備を整えて入職日を迎えましょう。
STEP6【復職前日編】最終確認をしてゆっくりと休もう
STEP6では、入職日前日の最終チェックについて解説します。
明日はついに入職日!
最終チェックをしておかないとね♪
復職当日はバタバタと時間に追われがち。
スムーズな朝を迎えるためには、前日に最終確認をしておくと安心ですね。
- ナース服(制服)
- ナースシューズ
- メモ帳
- 筆記用具
- 時計
- お弁当
- 飲み物
- ロッカーの鍵やIDカード
- 清潔感のあるシンプルな服
職場への通勤経路も、GoogleMAPなどを使っておさらいしておきましょう。
初日から失敗しないように事前準備が大事です。
あとは明日に備えて早めに休みましょうね♪
STEP7【復職当日編】初日を制すものは復職を制す
STEP7では、復職当日の心構えについてポイントを解説します。
ブランクがある状態で再入職する際は、普通の転職よりもとくに初日の印象が大事です。
遅刻をした、忘れ物をした、挨拶ができないなど、小さな失敗はあなたを「できない人なんじゃ…」と印象付ける原因になりますのでくれぐれも慎重に。
これから同僚スタッフには色々なことを教えてもらうようになります。
せめて最低限のことはできていないと、最悪人間関係のこじれにつながったりするので、挨拶などはとくに忘れず元気よくいきましょうね。
不安になる点ばかり挙げてしまいましたが、ここまで事前に準備をした通りに行えば心配はいりません。
あたりまえのことができる人というのは、それだけで好印象です。
初日を制するためにも、あなたらしい誠実さをもって臨んでくださいね。
初日はオリエンテーションなどで終わってしまうことが多いので、あまり緊張せずリラックスしていきましょう。
ここまでの就職活動、大変でしたよね。
はじめての職場で初日はとても疲れたと思います。
帰ったら、明日の準備をしてゆっくりと休んでくださいね。
【まとめ】ブランクがある看護師でも復職に成功できる
結論、コツをつかめばブランクがあっても看護師として復職できます。
ブランクが長いほど勇気が必要になりますよね。
しかしすべての潜在看護師には可能性があるということを知ってほしいです。
女性はライフステージによって柔軟に対応していかなければなりません。
結婚、妊娠、出産、子育て、介護…女性の役割は多く、仕事をセーブする機会が多いですよね。
そんなときあなたが看護師の資格を持っていれば、いつでもどこでも復職できてある程度の収入も確保でき、多くの選択肢から人生をリスタートできるんです。
看護師のネガティブな一面だけではなく、ライフステージによって選んでいかなければいけない女性にこそ必要な、あなたの味方になってくれる価値のある資格ですよ。
失敗しないコツを知って、誰でも復職に成功できるようなロードマップを目指しました。
多くの潜在看護師の方がまた現場に戻り、ブランクに負けず自分らしくリスタートできるように、これからも応援していきます!
Twitterでは、看護師の働き方、女性の働き方、子育てママとしての日常などつぶやいています。交流大歓迎なので、お気軽にフォローしてください♪(@hirosugiodeko)
復職に成功してがんばっている方のお話等きかせていただけたら嬉しいです。
【おまけ】復職に成功したら、好きなことをしよう!
復職したら終わりではありませんよね。
多くの方がゴールに設定し、目標にしてがんばっているのが『お給料日』です!
収入を家計の足しにしたい、貯金したい、学費に回したいなど、それぞれの計画があると思います。
ですがまず、ここまで復職の道のりをがんばってきたあなたに、自分へのごほうびをあげてみてはいかがでしょうか。
あなたが自分自身の力で得た収入です。
誰にも遠慮せず、好きなことに使いましょう!
ちなみに私は復職した際に、がまんしていた化粧品や子供服を買いましたよ!
最初はつまづくことも多いと思います。
ですが、成功体験を積み重ねていくと明日も頑張れるようになります。
一緒にまた看護師としてがんばりましょうね。
復職までの長い道のり、おつかれさまでした♪
まだ復職への自信がない…と思う方は、看護師転職サイトに無料登録して情報収集から始めてみて下さいね。